「お茶に合う水」森のくま半4コマ漫画⑧ 硬水と軟水でどう違う?
こんにちは。ブログ担当のMちゃんです🍵
みなさん、お茶を淹れるときに「水」にこだわったことはありますか?
お茶の味わいは、茶葉の種類だけでなく、お湯の温度や水の質によっても大きく変わります。
実は、お茶に適した「水」を選ぶことで、いつものお茶がもっと美味しくなるんです!
今回は、お茶に適した水を4コマ漫画でご紹介します🍃
くま半4コマ漫画とは?
森半では、「お茶に関する知識をたくさんの人にもっと分かりやすく伝えたい」という思いから4コマ漫画を作成しています。
4コマ漫画には森半公式キャラクター「森のくま半」「兎茶姫(うさひめ)」「ケロじい」が登場します。



くま半4コマ漫画⑧

今日の4コマ漫画のおさらい
硬水と軟水の違い
硬水 … カルシウムとマグネシウムの量が多く、口当たりが重く、苦味のある味。
軟水 … カルシウムとマグネシウムの量が少なく、まろやかでさっぱりした味。

日本の水道水は、一般的には軟水が多く、お茶に適した水と言えるのぅ!
特に、京都の伏見や宇治の水は名水とされており、まろやかでお茶の旨味を引き出してくれるんじゃよ。
また、水の種類は紅茶にも影響を与えます。紅茶も軟水であれば、濃く、香りもしっかりと出てきますが、
渋みの強い時は、少し硬度の高い水を使用した方が、渋みが抑えられて適していることもあります。
実際にどれくらい違うの?
実際に硬水と軟水でどれほどの差が出るのか、市販の硬水と軟水で比べてみました。今回使用したお茶は、森半 <五香(ごこう)> 煎茶です。
【常温水の場合】


軟水(硬度17㎎/l)…後味はぐっと引き込まれるような味わい。
硬水(硬度304㎎/l)…後味はシンプルだが、想像より軟水と変わらない印象。時間が経つとより濁りが増す。
水の種類が変わるだけこんなにも変化があるんだね。


お茶の成分とミネラルが結びついて色が濁ってくるのね。
【熱湯の場合】


軟水(硬度17㎎/l)…水色が透き通っている。苦味をしっかりと感じる。
硬水(硬度304㎎/l)…苦味があっさりとしている。後を引かない。常温に比べると遅いが、時間が経つにつれて濁る。

ヨーロッパでは、硬水が主流じゃから玉露は抽出されづらく、味が薄いと感じる人が多いんじゃ。だから、ヨーロッパでは、玉露や煎茶に比べて、ほうじ茶や玄米茶のような香ばしい味わいのお茶の方が人気なのじゃよ。
今回使用したお茶はこちら
森半の茶師が厳選した国産茶葉を使用し、当社のお茶の中でも比較的ノーマルな煎茶。煎茶の渋みと旨味のバランスもとれた清涼感のある味わいです。爽やかで軽い口当たりのため、飲みやすく、来客用のお茶にもぴったりです!

次回の4コマ漫画もお楽しみに!🍵
投稿者プロフィール

- マーケティング担当
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共栄製茶のマーケティング担当Mちゃんです!
抹茶が大好きすぎて週末は抹茶巡りがマスト。
今年、日本茶インストラクター取得に向けてお勉強中…..。