ルイボスティーなど、麦茶以外の夏の選択肢|ノンカフェイン茶4種を比較

夕方、冷蔵庫を開けると、いつもの麦茶が入っている。
それでも今日はいつもと違う飲み物が欲しい気分。けれど、夜の時間を考えると、カフェインが気になってコーヒーには手が伸びない。
そんなとき、ルイボスティーなどノンカフェインのお茶を用意しておくと、夏の一杯選びに、新しい楽しみが加わります。
さらに、梅雨から夏にかけては、気温も不安定で冷たい飲みものばかり飲みたくなる日もあれば、冷房の効いた部屋で温かいお茶がほしくなる日もあります。
今回ご紹介する4種のノンカフェインのお茶は、ホットでも水出しでも楽しめるもの。梅雨の少し肌寒い朝から、汗ばむ夕方、食後のくつろぎ時間まで。その日の気温や時間帯に合わせて、いつもの一杯を少し変える。そんな夏のお茶選びをご紹介します。
| 種類 | 麦茶との違い | こんなときに | 商品ページ |
|---|---|---|---|
| 有機健康茶 | 深みのある味わいと葉物の爽やかな余韻 | 朝・寝起き | ▶見る |
| はと麦茶 | 軽やかですっきりとした後口 | 食事時・食後 | ▶見る |
| ルイボスティー | 穀物茶にはない、まろやかですっきりとした風味 | 夕方〜夜・リラックス | ▶見る |
| 黒豆ルイボスティー | 香ばしさをまとったまろやかなコクと自然な甘味 | 寝る前・口寂し夜 | ▶見る |
カフェインが気になる夏の、もう一杯の選び方
夏は、朝から夕方まで飲みものに手が伸びる回数が増えます。
朝のカフェオレ、食後の冷たい緑茶、仕事中にアイスコーヒーをもう一杯。どれもよく手に取る一杯ですが、気づけばカフェインを含む飲みものが続いている日も。(コーヒーや茶類に含まれるカフェイン量についてはこちらをご確認ください)
そんなとき、ノンカフェインのお茶を冷蔵庫にひとつ用意しておく。1日のどこか一杯を、ルイボスティーやはと麦茶のようなお茶に替えてみる。何気なく選んだ一杯が、この夏の定番になることもあります。
実際に、毎日飲んでいたコーヒーの代わりにはと麦茶を飲むようになった、という声もあります。
体調不良で毎日飲んでいたコーヒーの味が急に苦手になり、代わりにハト麦茶を試してみようと思ってたまたまこちらで購入したら、本当に美味しかったです。冬なのでお湯だしで飲んでいますが夏にキンキンに冷えたハト麦茶もおいしそう。香ばしさが癖になるし、気持ちもほっとします。
-Revico(はと麦100%)
暮らしの場面で選ぶ、森半のノンカフェイン茶4種

ここからは、朝・食事時・夕方・寝る前という一日の場面に沿って、4 種をひとつずつ見ていきます。それぞれどんな時間に選びやすいか、香りや後味にどんな違いがあるかを、担当Nが実際に淹れ比べて整理しました。
| 種類 | ホット | 水出し |
|---|---|---|
| 有機健康茶 | お湯:200ml 浸水時間:約2分 | ティーバッグ:2~3袋 冷水:1L 浸水時間:約2時間 |
| はと麦茶 | お湯:200ml 浸水時間:約1分 | ティーバッグ:1袋 冷水:500ml 浸水時間:1~2時間 |
| ルイボスティー | お湯:200~300ml 浸水時間:2分 | ティーバッグ:1袋 冷水:500ml 浸水時間:約1時間 |
| 黒豆ルイボスティー | お湯:200ml 浸水時間:約2分 | ティーバッグ:2~3袋 冷水:1L 浸水時間:約2時間 |
有機健康茶:朝に飲みやすい、穀物香とすっきり感
有機健康茶は、4 種の中では穀物の香ばしさと葉物のすっきり感が両方あるブレンドです。はと麦100%より味の要素が多く、ルイボスティーよりも穀物茶に近い飲み口です。
どんな場面に向くか
寝苦しい夜が明けた夏の朝。台所に立つと、まず冷たい一杯がほしくなります。
寝起きの一杯には大麦・ハト麦・米のやさしい香ばしさに、ルイボスやハニーブッシュの穏やかな風味を重ねた、すっきり飲みやすい有機健康茶が合います。
桑の葉、ケール、明日葉を含みながらも穀物の香ばしさが全体を穏やかにまとめるため、青々しさだけが前に出にくく、寝起きの乾いた喉をやさしく潤します。
蒸し暑い朝は前の晩から仕込んだ水出しを、肌寒い梅雨の朝はホットで湯気を立てて。気温で淹れ方を変えるだけで、朝の気分も変わります。

カフェインゼロのお茶を探していましたが、爽やかで飲みやすい。喉越しも◎ お気に入りです!
— Revico(有機健康茶 / ここまめ 30代女性)
実際に飲んで感じた違い
カップに湯を注いだ瞬間、大麦・ハト麦の焙煎の香ばしさがふわっと立ち上がります。一口含むと、舌の上に穀物の自然な甘み。香ばしさが落ち着いた直後に、米のふっくらした甘さが浮かび上がります。
飲み込んだ後、香ばしさは鼻に抜けていき、明日葉や桑の葉の爽やかな余韻が口の中に少し残ります。水出しでは、ホットのような穀物の香ばしさや米のふっくらした甘みは控えめ。その分、飲み口はより軽くクリアになり、明日葉や桑の葉の爽やかな余韻が少し前に出る印象です。
ただし焙煎香が控えめになる分、葉物の青みが気になる場合もあります。冷蔵庫でしっかり冷やすと青みが落ち着くため、朝や日中にすっきり飲みたい方に向いています。
はと麦100%:食事に合わせやすい、軽い香ばしさ
はと麦100%は、4 種の中では素材がシンプルで、後味が最も軽いお茶です。麦茶に近い香ばしさを求める方や、食事中に飲みやすいノンカフェイン茶を探している方に向いています。
どんな場面に向くか
昼食や夕食で、いつもの麦茶とは少し気分を変えたい日に。ハトムギ茶は、穀物茶らしい香ばしさはそのままに後味がすっきり、和食にも洋食にも合わせやすく、食事中の一杯として気軽に楽しめます。
ハトムギは麦茶の原料である大麦と同じイネ科の穀物で、茶葉由来のカフェインを含みません。渋み成分のタンニンもほとんど含まれないため、渋みが出にくく、すっきりとした飲み口が特徴です。
麦茶と比較すると焙煎の香ばしさは共通しながら、麦茶よりも後味が軽やかで、自然な甘さが残ります。口の中を軽くリセットしてくれるので、食事の合間にも取り入れやすい一杯です。

美味しいです。何度かまとめ買いをしています。初めて水出しで飲んでみましたが、沸かした味より、薄くは感じますが、好きな味で頂けたので、夏は水出し有りだと感じました。引き継ぎ購入したいです。
— Revico(はと麦100%/ 素 50 代女性)
実際に飲んで感じた違い
湯気とともに、軽やかな焙煎の香ばしさが鼻先に立ち上がります。一口含むと、穀物茶特有のほんのりと甘い香り。麦茶の芯のある香りや深いコクよりも穏やかで、やさしい味わいです。
喉を通ったあとは、香ばしさが強く鼻に抜けるというよりも、はと麦らしい素朴な甘みが舌にじんわり残る感じ。水出しで淹れると、ホットと比べて焙煎香の立ち上がりはさらに穏やかで、飲み口は軽やかです。口に含むと、素朴なはと麦の甘みとほのかな焙煎感がすっと広がり、喉を過ぎるとすっと引いていきます。
黒豆ルイボスのような甘い余韻は控えめで、有機健康茶よりも味の構成はシンプルです。麦茶よりも軽やかなものを選びたい方、食事に合わせやすいものを探している方には、はと麦が選びやすいです。
ルイボスティー:夕方以降に軽く飲める、まろやかな甘み
ルイボスティーは、4 種の中では穀物由来の香ばしさはなく、まろやかな甘みと清涼感が特徴です。はと麦や有機健康茶よりもハーブティー寄りで、黒豆ルイボスより後味は軽く感じます。
どんな場面に向くか
夕方、洗い物が片付いた頃に、コーヒーをもう1杯淹れるか迷う。夜の時間を考えるとカフェインが少し気になるから。
かといって、強いハーブの香りは少し苦手。そんな時間帯に合うのが、ノンカフェインのルイボスティーです。
ルイボスは茶の木ではなく南アフリカ原産のマメ科の植物です。茶葉由来のカフェインを含まず、他のハーブティーと比べて香りの刺激が穏やかで、タンニンも少ないため渋みが出にくいのが特徴です。
森半のルイボスティーは、茎と葉をバランスよく含むスーペリアグレードのルイボスを使用。茎由来のやわらかな口あたりと、葉が持つ豊かな風味を引き出し、ルイボスらしい香りと味わいをすっきり飲みやすく仕上げています。

飲みやすくノンカフェインなので夜も安心して飲めます。美味しいです。また購入します。
— Revico(ルイボスティー/ ゆみ 40代 女性)
実際に飲んで感じた違い
ティーバッグが湯に触れた瞬間から赤褐色がふわっと広がり、湯気にのって立ち上がるのは、澄んだ清涼感のある香り。紅茶と同じく酸化工程を経る中で、色素も香りもお湯に触れるとすぐに溶け出しやすく変化しているためです。
この酸化行程とポリフェノールに由来する赤みのある色合いは、どこか紅茶を思わせる部分もありますが、紅茶のような渋みは控えめ。麦茶やほうじ茶のような焙煎香もなく、口に含むと、軽い口当たりとクリアなハーブ感があります。
飲み込んだ後は、清涼感のある香りは鼻にすっと抜け、舌の奥には「アーシー(earthy)」と表現される渋みとは違ったルイボス独特の深みをほんのり感じました。
水出しでは香りの立ち上がりが穏やかになり、グラスに鼻を近づけても、ルイボス特有の清涼感のある香りはホットほど強くでていません。しかし、口に含むと香りがやわらかく鼻に抜けていき、よりまろやかで、すっきりとした甘い余韻が残ります。
タンニンがもとから少ない素材なので、紅茶のような強い渋みは出にくく、長めに置いても比較的すっきり飲みやすい印象です。
紅茶のようなしっかりしたコクを求める人には少し物足りないかもしれませんが、夕方〜夜の時間帯にも気兼ねなく飲める、軽やかな一杯です。
また、麦茶とルイボスティーをブレンドして飲む方もいます。 それぞれのティーバッグを1つずつ入れ、そのままお湯出しまたは水出しをするだけ。麦茶の香ばしさが加わることで、ルイボスティー特有の風味がやわらぎ、飲みやすく感じられます。
夏の日中にすっきり飲むなら麦茶やはと麦茶、麦茶以外の味わいを楽しみたいときや夜にも飲みたいときはルイボスティー、両方の良さを取り入れたいときはブレンド、というように飲み分けるのも良さそうです。
黒豆ルイボスティー:寝る前にも合う、香ばしさと自然な甘み
黒豆ルイボスティーは、4 種の中では香ばしさと自然な甘みが最もはっきりしています。すっきり飲むというより、食後や甘い香りがほしい時間に向くお茶です。
どんな場面に向くか
寝る準備を済ませて、部屋の灯りを少し落とす。甘いものまではいらないけれど、少し口さみしい夜。手元には、香ばしさと自然な甘さのある一杯。
黒豆ルイボスティーは、黒豆とルイボスのブレンドです。黒豆は大豆の一種、ルイボスは前述のとおりマメ科の植物で、どちらもノンカフェイン素材です。
口の中をやさしく満たす自然な甘みが、寝る前の口さみしさにちょうどよく応えてくれます。肌寒い梅雨の夜や冷房で冷えた日はホットで、蒸し暑い夜は水出しで。気温に合わせて淹れ分けられる一杯です。

実際に飲んで感じた違い
ティーバッグを引き上げる前から、ほのかに香ばしさをまとった黒豆の甘い香り。一口含むと、豆由来のまろやかなコクが広がり、ルイボスの後味でさっぱり引いていきます。後味は重たくありませんが、焙煎香と黒豆の甘みにはしっかり存在感があり、飲み込んだあとも舌にほんのり甘い余韻が残ります。
ホットに比べると、水出しは香りの立ち上がりが穏やかです。その分、口に含んだときの黒豆の自然な甘みがすっきりと感じられ、後味はルイボスらしく軽やか。冷たくしても香ばしさが重たくならず、飲み込んだあとにほんのり甘い余韻だけが残ります。
焙煎香と豆由来のコクがあるため、食事中に合わせると少し香りが前に出ると感じる場面もあります。食事のお供というより、寝る前やくつろぎ時間に、香りと余韻をゆっくり楽しむ一杯として向いていると感じました。
まずは、気になるものを1つ試してみる
最初からたくさん揃えなくても、まずはいつもの麦茶とは少し違うお茶を1つ試してみるくらいで十分です。
軽やかな味わいが好みならはと麦茶、甘い香りとまろやかな口当たり楽しみたいなら黒豆ルイボスティーなど、自分が飲みやすそうなものから選んでみてください。飲み物を口にする頻度が増える季節でも、1日を通してカフェインの量を気にせず、飽きずに楽しめます。
さらに、蒸し暑い日は水出しで、冷える日はホットで、その日の気温や気分に合わせて気軽に飲み分けられるのも魅力。
個人的には、ホットなら黒豆ルイボスティー、アイスならルイボスティーが合わせやすいと感じました。黒豆の香ばしさは温かいお茶でやわらかく立ち、ルイボスは冷やすと甘い余韻がすっきり残ります。
いつもの麦茶に加えて、気分や季節に合わせて楽しめるノンカフェインのお茶を1〜2種類見つけてみてください。(健康茶の商品一覧)
よくある質問
なります。
ルイボスティーは麦茶と同じくカフェインゼロで、水出しの作り置きもできるため、夏の水分補給のお茶としてそのまま置き換えられます。風味は麦茶の香ばしさとは異なる、まろやかでやさしい甘みなので、どちらが上ということではなく、味の好みで選んで大丈夫です。
一方、家族分を毎日たっぷり作るお茶としては、コスト面で麦茶に分があります。全部を置き換えるより、日中は麦茶、夕方以降や食後のくつろぎ時間の一杯だけルイボスティーにする使い分けが続けやすい方法です。麦茶の香ばしさに慣れた方には、香ばしさとルイボスのまろやかさを両方楽しめる黒豆ルイボスティーが、切り替えの最初の一杯として選びやすいです。
どちらかが特別に体にいい、という差はありません。夏の体調管理の基本はまず水分補給で、その点ではどちらも優秀です。
成分に注目すると、ルイボスティーはアスパラチンなど特有のポリフェノールと、汗とともに体外に出ていきやすいミネラルの一種・亜鉛を含みます。香ばしく後味の軽い麦茶は、汗をかく日中にごくごく飲むのに合うお茶。健康面だけでなく、味や飲む場面に合わせて、続けやすいほうを選ぶのが現実的です。
黒豆茶は黒豆だけを焙煎した、香ばしさが主役のすっきりしたお茶です。黒豆ルイボスティーはルイボスの爽やかさと、黒豆の香ばしさと甘い香りが重なるぶん、味に厚みとまろやかさがあります。黒豆茶にほどよいすっきり感がほしい方や、ルイボス単体の風味が少し苦手という方にも向いています。
同じ冷たい一杯でも、仕上がりは変わります。水出しは渋みや雑味が出にくく、すっきり軽やかな味になるので、日中にごくごく飲む作り置きに向いています。煮出してから冷やすと、香りとコクがしっかり残った飲みごたえのある冷茶になります。
入っていません。カフェインを含むのは緑茶や紅茶など「チャノキ」の葉から作るお茶ですが、今回の4種はいずれも穀物・豆・ルイボス・桑の葉などチャノキを使わない素材だけで作られているため、原料由来のカフェインゼロです。寝る前の一杯にも安心して選べます。
投稿者プロフィール

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Web制作を担当しながら、お茶やコーヒーなどの商品紹介記事を制作しています。
実際に飲んだ印象をもとに、香り・味わい・後味・飲むシーンをできるだけ具体的に表現することを大切にしています。
「どれを選べばいいか」が少しでもわかりやすくなるよう、暮らしの中で続けやすい森半やKFKの商品を紹介しています。
【森半について】
天保7年(1836年)創業、日本茶の歴史とともに歩み続けてきた森半。
伝統の上に革新的創造を重ね、つねに高い品質の日本茶づくりに努めています。
運営元:共栄製茶株式会社


