京都の老舗茶舗 森半のグリーンティー|加糖宇治抹茶3種の選び方

お店で飲む、甘くてほろ苦い抹茶ドリンク。あの味を、家でも気軽に飲みたい。
ただ、いざ探すと「グリーンティー」「抹茶パウダー」「抹茶スティック」など似た商品が並び、どれを選べばいいのか、迷ってしまいます。
このページでは、森半のインスタントタイプの抹茶を甘さ・濃さ・使い方で比較し、好みや用途に合った一つが選べるようにまとめました。
甘くない抹茶を探している場合は、後半の「甘くない抹茶が欲しいなら」で砂糖不使用・無糖の選択肢も紹介しています。
グリーンティーとは?
英語の “green tea” は緑茶全般を指しますが、日本で「グリーンティー」と呼ぶ場合は、抹茶に砂糖を加えた甘い粉末飲料を指すことがあります。特に関西では、冷たい水や牛乳で溶いて楽しむ夏の飲み物として親しまれています。
このグリーンティーを100年ほど前から取り扱うのが、森半ブランドを展開する共栄製茶です。
1930年、抹茶をもっと手軽に飲んでほしいという思いから、宇治抹茶にグラニュー糖を合わせた粉末を、業界で初めて真空缶詰にして売り出しました。1962年には大阪・梅田の阪急百貨店地下にグリーンティースタンドを開きました。グリーンティーは時代に合わせてリニューアルを重ねながら、今も多くのお客様に愛されています。
梅田のグリーンティースタンドは、今も阪急うめだ本店の地下2階で営業しています。創業の地である宇治小倉町には、2023年に「TEA SQUARE MORIHAN」もオープンしました。抹茶を使ったスイーツやドリンクが楽しめます。店舗に行く機会がない方は、下記の通販でも同じ抹茶を購入できます。
森半の加糖抹茶3種を比べる

森半には、砂糖を加えた甘い抹茶飲料として「宇治抹茶グリーンティー」「濃い抹茶パウダー」「グリーンティープレミアム」の3種類があります。どれも水や牛乳に溶かして手軽に楽しめますが、甘さや抹茶の濃さ、使い方に違いがあります。
なお、「濃い抹茶パウダー」という商品名から、砂糖不使用の抹茶をイメージする方もいるかもしれません。しかし、森半の「濃い抹茶パウダー」は砂糖を加えた甘いタイプで、抹茶ラテやアレンジにも使いやすい商品です。
また、「グリーンティープレミアム」は、より上質な宇治抹茶を使用したワンランク上のグリーンティーです。
今回は担当Nが3種類の味わいや使い方の違いを比べました。
茶師と確認した、使用している抹茶の違い
今回は、森半の茶師と一緒に、原料となる抹茶を飲み比べながら、それぞれの特徴を確認しました。
通常のグリーンティーに使う抹茶は、色が明るい黄緑寄りで、後味に苦みも感じられるタイプです。茶師によると、この苦みが甘さを単調にせず、飲んだあとの印象をすっきり引き締める役割をしているのではないか、とのことでした。
グリーンティープレミアムは、上質で、お点前用の抹茶にも通じる品質のものを使っているとのこと。
一方、濃い抹茶パウダーは、抹茶そのものが強く苦いというより、配合されている抹茶の量が多いため、仕上がりに濃さや飲みごたえが出ているように感じられます。
実際に淹れて比べた味わいの違い
森半 宇治抹茶インスタントの主な違い
| 商品 | 色 | 甘さ | 飲んでみて | 使い方 |
|---|---|---|---|---|
| 宇治抹茶グリーンティー[500g] | 3品で一番明るい、黄色がかった緑 (上部写真②) | しっかり甘い | 甘さの中に抹茶の風味があり、後味はすっきり | そのまま冷たく・温かく、毎日気軽に |
| グリーンティープレミアム[150g] | 濃いめの緑 (上部写真①) | やや控えめ | 牛乳と合わせると旨みとコクを感じる | 牛乳で濃厚に・ギフトに |
| 濃い抹茶パウダー[500g] | 濃いめの緑 (上部写真③) | 甘さもあり、抹茶は濃い | 甘い中にほんのり苦み、飲みごたえあり | ラテ・シロップ・スイーツにも |
3品とも宇治抹茶を使った甘い抹茶飲料ですが、甘さの出方や抹茶の濃さ、ミルクと合わせたときの印象はそれぞれ違います。
宇治抹茶グリーンティー[500g]
宇治抹茶グリーンティー[500g]は、森半の定番商品として親しまれている大容量タイプです。原材料は抹茶と国産の甜菜糖だけで、水、お湯、牛乳のどれに溶かしても美味しく楽しめます。
500g入りで約33杯分、1杯あたりは約39円。毎日の冷たいドリンク作りや、ご家庭でたっぷり楽しみたい方に、手に取りやすい量と価格です。
実際に淹れ比べると、宇治抹茶グリーンティー[500g]がいちばん軽い飲み口でした。水で溶いても牛乳で溶いてもしっかり甘いのですが、茶師の見立ての通り、甘さだけが残らず、抹茶の風味とすっきりした後味がバランスよくまとまっています。

口コミでは、後味のすっきりした飲みやすさや、冷たい牛乳にも溶けやすい使いやすさを評価する声が見られます。毎日の一杯としてはもちろん、アイスやかき氷のアレンジにも活用されているようです。
「森半さんのグリーンティーにハマって以来、切らさず飲んでいます。特に夏場は後味スッキリで、ほんのり甘くて飲みやすいので大好きです」— しるば君 / Revico
「甘くてすっきりとしていて飲みやすいです。寒い日はホットで、暑い時は氷を入れて飲んでいます」— (30代女性)/ Revico
「抹茶の味と甘味のバランスがとてもよく、アイスグリーンティーや抹茶ラテを作るのにおすすめです。冷たい牛乳にもちゃんと溶けます」— (40代女性)/ Revico
宇治抹茶 グリーンティープレミアム[150g]
グリーンティープレミアム[150g]は、大阪・梅田のデパ地下で親しまれてきたグリーンティーの味わいをもとに、宇治抹茶の質にこだわって仕上げたワンランク上の商品です。来客時や贈り物にはもちろん、自分用の少し特別な一杯としても楽しめます。50年以上愛され続けるロングセラーに認定される「大阪産(もん)名品」の認証商品でもあります。
このプレミアムラインは、森半のグリーンティーシリーズの中でもより上質な味わいを目指して企画されました。原料には、茶師が品質を見極めて選んだ上質な抹茶を使用。日常のグリーンティーとは少し違う、特別感のある一杯を届けることを意図して設計されています。
原材料は抹茶とグラニュー糖だけで、昭和初期の販売当初からこの構成は変わっていません。抹茶には一番茶を使用しています。冬の間に養分を蓄えた一番茶は、旨み成分であるテアニンを多く含み、苦みや渋みが穏やかで、上品な甘みと香りを感じやすいのが特徴です。
シンプルで高品質な原材料だからこそ、抹茶の旨みとグラニュー糖のしっかりした甘みがきれいにまとまり、すっきりとした飲みやすさにつながっています。15gずつの個包装が10本入りで、第37期竜王戦の「勝負めし」にも選ばれた一品です。
実際に飲んでみると、甘さは通常のグリーンティーより少し控えめ。ひと口目から抹茶の旨みがしっかり広がり、後味にはほどよい甘みが残ります。特に牛乳で溶くと、抹茶の濃さとミルクのまろやかさが合わさり、濃厚でリッチな味わいになりました。

口コミでは、牛乳やアーモンドミルクに溶かしてラテとして楽しむ声や、プレゼント・自分へのご褒美に選ぶ声が見られます。また、甘すぎず、抹茶の濃さを感じられる味わいを評価する声も寄せられています。
「甘すぎず、クセになる美味しさ。私の朝のルーティンになりました」— no name(50代女性)/ Revico
「プレゼントにも最適だし 自分のご褒美に抹茶ラテとしても 是非試してもらいたいです」— いちご(40代女性)/ Revico
濃い抹茶パウダー[500g]
濃い抹茶パウダーは、宇治抹茶をたっぷり使った、濃いめの味わいが特徴です。牛乳やアイス、スイーツと合わせても抹茶の風味が負けにくく、水で溶けば濃いめのグリーンティーに、牛乳で溶けば抹茶ラテになります。ラテやアイス用の抹茶シロップ、かき氷、スイーツなど、業務用としてカフェのメニューにも採用されています。
甘みには「フロストシュガー」を使用しています。細かな穴の空いた溶けやすい砂糖で、冷たい水にもサッと溶け、雑味のない上品な甘さになります。
茶師によると、3品の中でも抹茶の風味をいちばんしっかり感じられるよう仕上げた一杯とのこと。実際に飲んでみると抹茶の濃さがはっきりとあり、甘さの奥にほんのりとした苦みも残ります。全体に飲みごたえがあり、抹茶の香りとほろ苦さを気軽に味わえます。茶師も、抹茶を気軽に楽しむ入口としておすすめしやすいと話していました。

口コミでも、抹茶の濃さや甘すぎない味わいを評価する声が見られます。
「抹茶の味がとっても濃いです。冷たい牛乳にもよく溶けます。抹茶ラテが一番オススメですが、そのままお湯や冷たい水で飲んでも美味しいです」— ヨウちゃん(60代女性)/ Revico
「毎朝のルーティンとして、抹茶オレにして飲んでいます。この濃さがないと物足りなくなってしまいました。しかも甘すぎないのがポイント。大人も子どもも、夏も冬も一年中手放せないドリンクです」— まんまるラムネ(40代女性)/ Revico
「牛乳で溶かして飲んだら、甘いなかにも苦味もあって美味しかったです。お湯で溶かすと大人な味わいになり、ソースにも使えそうだと思いました。今回初めて購入しましたが、またリピしたいです」— あいこ(50代女性)/ Revico
甘くない抹茶が欲しいなら|砂糖不使用・無糖の選択肢
ここまでの3品は、いずれも加糖の甘い飲み物です。
甘くない抹茶がいい場合は、こちらの商品がおすすめです。
溶かして手軽に飲みたいが、甘くないものがいい → 森半 さ~っととける宇治抹茶スティック [25本入り](砂糖不使用。原材料は抹茶とトレハロース。1本ずつ個包装で、職場や外出先でも1杯ぶんだけ手軽に)
料理やお菓子作りにも使える無糖の抹茶が欲しい → 森半 おけいこ用抹茶[70g](無糖。お稽古や料理のほか、お菓子作りにも使えます)
よくある質問
森半公式オンラインショップで、宇治抹茶グリーンティー、グリーンティープレミアム、濃い抹茶パウダーの3種すべてをお買い求めいただけます。スーパーなど量販店の日本茶売り場でもお取り扱いがありますが、店舗によって取り扱い商品や容量が異なります。今回ご紹介した3種を見比べて選びたい場合は、公式オンラインショップがいちばん確実です。
一般的に、グリーンティーは抹茶に砂糖などを加えた甘い粉末飲料です。一方、茶道で点てる抹茶は砂糖を加えておらず、用途や味わいが違います。ただし、商品によって原材料や甘さは異なるため、選ぶときは原材料表示を確認するのがおすすめです。この記事で紹介している森半のグリーンティーも、抹茶に砂糖を加えた甘い飲み物です。
「抹茶パウダー」という名前でも、無糖とは限りません。飲み物用に砂糖を加えたタイプもあれば、料理やお菓子作りに使う無糖の抹茶粉末もあります。森半の濃い抹茶パウダーは、砂糖を加えた甘いインスタント抹茶飲料です。
砂糖不使用で手軽に溶かして飲むなら、宇治抹茶スティックが向いています。点てて飲んだり、料理やお菓子に使ったりするなら、甘さを自分で調整しやすい無糖のおけいこ用抹茶がおすすめです。
投稿者プロフィール

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Web制作を担当しながら、お茶やコーヒーなどの商品紹介記事を制作しています。
実際に飲んだ印象をもとに、香り・味わい・後味・飲むシーンをできるだけ具体的に表現することを大切にしています。
「どれを選べばいいか」が少しでもわかりやすくなるよう、暮らしの中で続けやすい森半やKFKの商品を紹介しています。
【森半について】
天保7年(1836年)創業、日本茶の歴史とともに歩み続けてきた森半。
伝統の上に革新的創造を重ね、つねに高い品質の日本茶づくりに努めています。
運営元:共栄製茶株式会社


