森半tea&coffee
カート

普段何気なく飲んでいる緑茶や食べている抹茶のスイーツ。

もしかして、飲んでいる緑茶を細かく粉末状にしたら抹茶になると思っていませんか。

今回は緑茶と抹茶の違いやそれぞれの特徴をブログ担当Mが解説していきます。

ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。

 

 

東西で違う「緑茶」の意味

ところで、関西では普段あまり「緑茶」という言葉を使いません。関東の「緑茶」は関西では「煎茶」と呼ばれており、関西でいう「緑茶」は、抹茶や煎茶を含んだお茶全般(紅茶やウーロン茶などを除く)を緑茶と呼ぶからです。今回は関東でいう「緑茶」、関西でいう「煎茶」と抹茶の違いを説明していきます。

 

違いその1:栽培方法

抹茶と緑茶の大きな違いは栽培方法です。抹茶を引く前の茶葉を「てん茶」といいます。てん茶は新茶の季節、摘み取る前に2~3週間、光が当たらないように覆いをします。一方で緑茶は覆いをせず、露天の茶畑で育てます。(緑茶でも「玉露」や「かぶせ茶」など、特別なお茶は覆いをして育てます。)

 

違いその2:加工の方法

てん茶は石うすで挽いて抹茶にしやすいよう、茶葉の形を保ったまま蒸して乾燥させます。一方緑茶は、葉の組織を壊して成分を抽出しやすくするため、蒸した茶葉を揉んでから乾燥させます。

てん茶の葉

てん茶

煎茶

煎茶

違いその3:含まれている成分

お茶に含まれる旨味成分のアミノ酸「テアニン」は、日の光を浴びると苦み成分である「カテキン」に変化します。覆いをすることでテアニンがカテキンに変化することを防ぎ、旨味たっぷりのお茶になります。抹茶の原料であるてん茶は日光を遮る覆いをして栽培しますので、抹茶は緑茶に比べてテアニンが多く含まれて旨味の多いお茶になります。さらには、お抹茶の中でも品質の高いお抹茶ほどテアニンが多く含まれ、苦みの少ない旨味たっぷりのお茶になります。

 

森半おすすめの抹茶と緑茶

最後に私のおすすめの抹茶と緑茶を一つずつ紹介します。

毎日使いやすいという点から、抹茶については宇治抹茶スティック、緑茶は八十八夜煎茶ティーバッグをお勧めします。どちらも品質の高いお茶を一人分の個包装で提供しています。ほっと一息つきたいときも、手軽においしいお茶が楽しめますよ。

宇治抹茶スティック

宇治抹茶スティック

八十八夜煎茶

 

今日は抹茶と緑茶の違いについて説明してきました。緑茶には煎茶や深蒸し煎茶、かぶせ茶、玉露や釜炒り茶など様々なお茶があります。これからも引き続きこのブログで紹介していきます。

投稿者プロフィール

Mちゃん
Mちゃんマーケティング担当
共栄製茶のマーケティング担当Mちゃんです!
抹茶が大好きすぎて週末は抹茶巡りがマスト。
今年、日本茶インストラクター取得に向けてお勉強中…..。